CRAFTMAN FASHION JEWELRY POD CAST

息を飲む繊細な技術「よせもの」

#016 コスチュームジュエリーをつくる/コスチュームジュエリー作家の高橋正明さん

100年以上つづく、伝統技術「よせもの」。そのお話を聞くと、手仕事の中の手仕事、ひときわ手間がかかる技法である。そんな手間がかかるお仕事の話、高橋さんは満面の笑みでたくさん話してくださいました。今日のエピソードは、専門用語がオンパレードなので、手仕事にしか作り得る事ができないジュエリーの数々とともにネットをご覧いただきながらお聞きください!

MASAAKi TAKAHASHi ホームページはこちら https://www.masaakitakahashi.jp

高橋正明さんのインスタはこちら https://www.instagram.com/_masaaki_takahashi_/

もはや芸術品ともいえるマスクをご覧ください!

ゲスト 高橋正明・コスチュームジュエリー作家/建築家(一級建築士)

北欧を代表する建築家ユハ・レイヴィスカ(フィンランド)を師事し、設計実務を学び帰国。帰国後、建築デザイン事務所を持ちながら、家業であるアクセサリー製造業を手伝う。その間、著名人、ブランドなどへのアクセサリーを手掛け、同時に、オリジナルデザインで数々の出展、受賞歴を獲得。そのアクセサリーの特徴は、「よせもの」という技法。今では、この技術でティアラなどを作ることが出来る職人は都内で数人と言われ、技術の継承すら危ぶまれている。その技術の認知、普及を目指し、2012年、ブランド[MASAAKi TAKAHASHi]を設立。そして、自身の働きかけにより、2013年、「よせもの」ジュエリーは、東京都から「伝統的工芸品」として初めて認められた。一方で、スワロフスキー®・クリスタルを使ってのコスチュームジュエリーの品質への信頼は厚く、2014年、世界のトップデザイナーのジュエリー作品を披露するスワロフスキー社主催国際プロジェクト「World Jewelry Facets(ワールド・ジュエリー・ファセット)」に出展。MASAAKi TAKAHASHiのティアラ[Flame of the Earth]は、世界の舞台で高い評価を受けた。現在は、「よせもの」技術とスワロフスキー®・クリスタルを使い、コスチュームジュエリーだけでなく、ステーショナリー、ホームアクセサリーなど、様々な分野で精力的に活躍の場を広げようとしている。同時に、建築の分野においても、クライアントに感動を与える空間を提供し続けている。

「ものづくりに境界はない」その言葉を胸に、日々、デザインと活動に戯れている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です